ひとくち法話 高野山真言宗 金剛山寺(北九州市八幡東区)

ひとくち法話

人生にはさまざまなことがあります
心が折れそうになったり
泣きたくなるほどつらいことがあったり
落ち込むことがあったり
不安や悩みがあるとき

そんな時に、そっと寄り添える
こころが穏やかになる
不定期掲載の「ひとくち法話です」
どうか一人で抱え込まないでください

 

 

 

 

 

〇自分と向き合う時間を作りましょう

〇思い通りにいかないのが当たり前なのです

〇嫌な自分を好きな自分に

〇勝ちと負け

〇怒りの炎

こころを豊かにする5つのステップ

〇からだを整える
こころに余裕がないとストレスや不安が増幅されます。では、どうすれば、こころに余裕をもてるのか?こころを整えるには、まず、からだを整えることが大切です。例えばお腹が空いていたり睡眠が不足していると、小さなことでイライラしませんか?いのちをいただきます。の感謝の気持ちをもって食事をしっかり朝、昼、晩と3食いただく。それからしっかり睡眠をとる。これだけで、からだが整います。からだが整うと、こころも整います。

〇こころは無常です
無常とは変化していくということです。雲が月を隠していたとしましょう。しかし雲が流れていけば綺麗な月が姿を表します。こころを覆う負の感情もいつか流れて消えていきます。だから負の感情にも通りすぎてもらえば良いのです。

〇一呼吸してみる
自分はこうあるべきだ、物事はこうあるべきだ、こうすることが正しいんだ、そんな思い込みが自分を苦しめます。もしくは、そんな自分が間違っているかもしてません。ゆっくりと冷静に自分のこと、周りのことを考えてみましょう。

〇ゼロか100かで考えない
何でもゼロか100かで考えていませんか?完璧な人間がいますか?現代の人は何でも完璧を求め100点満点から減点して考えてしまいます。だから20点だと許せなくなります。もっと肩の力を抜いてみてください。20点がほんとうに悪いことでしょうか?20点から反省して、自分を見つめ直して50点になったら、そのことを喜ぶ、それで良いのです。努力して自分を磨くことが大切なのです。

〇幸せの循環

仏教では幸せの近道は、まず周りの人を幸せにすることだという教えがあります。ついつい幸せを自分の中に探してしまいますが、自分だけの幸せが本当の幸せでしょうか?今、自分が幸せだと感じていても何か悪いことがあると、瞬時に「自分は不幸だ」と変わってしまいます。あなたの大切な人が幸せだと、自分に何か悪いことがあっても、「悪いことはあったけど、それでも幸せだな」と思うことができます。大切な周りの人を幸せにしてあげる努力をすると、周りの人は、あなたに「いつもありがとう」と言って感謝します。そして自分もまた感謝を返すのです。そして幸せが循環していきます。ですので、幸せは待つのではなく、自分が幸せの循環のスタートにならなくてはいけないのです。

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